「症状がないから大丈夫」は危険です
高血圧とは、安静にしている時の血圧が、常に正常値よりも高い状態のことを言います。高血圧になったとしても、自覚症状がないため、普段の生活に支障をきたすことはありません。
「症状が無いからまだ大丈夫!」と思っていても、ある日突然、脳出血や脳梗塞といった、発症すると命にかかわる病気になり、一命を取り留めたとしても、後遺症で寝たきりになることも少なくありません。
軽度であっても重病のリスクが高い
また、慢性腎不全を始めとする、腎臓病を引き起こす原因も高血圧である場合が多いです。厚生労働省の調査によると、血圧を測定した際、上(収縮期血圧)が140 から159mmHg と軽度の高血圧であっても、健康な人より脳卒中により死亡する危険性が約3倍高いと言われています。
上の血圧(収縮期血圧)が180mmHg 以上になると、健康な人と比較して、脳卒中で死亡する危険性が7倍以上にもなります。
そのほかに、高血圧は心筋梗塞や腎臓病の危険性も高くなります。治療しないでそのまま放置しておくと、あとから大変なことになってしまうのです。
最近、動悸や息苦しさ、むくみ、夜間尿、足の痛みやしびれといったことが気になっている場合は、高血圧の症状が相当進行し、臓器や血管がダメージを受けている可能性が高いです。
心配な方は、一度、当院をはじめとする内科での診察をおすすめします。
血圧を計測して、基準より高い数値になっても、高血圧特有というような自覚症状はありません。
ですが身体の中で動脈硬化は進行していくため、血圧を下げるための管理を始めます。合併症のリスクを減らすために禁煙治療を同時に進めることもできます。
症状がないからといって、血圧が高いまま数年から十数年放置されると、そのうち合併症を引き起こします。
動脈硬化が全身の血管で進み、脳、心臓、腎臓、動脈、眼などの、あらゆる箇所でいつ障害が起こってもおかしくありません。
脳であれば脳梗塞や脳出血、心臓であれば心筋梗塞や狭心症、心不全、腎臓であれば腎不全、動脈であれば動脈瘤や閉塞性動脈硬化症などが起こります。こうした怖さから、高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれます。
たばこは高血圧の原因にはなりませんが、喫煙することで一時的に血圧が上がります。
国立循環器病研究センターの研究によると、24時間血圧を調べてみると、喫煙者は吸わない人に比べて高く、喫煙した日は吸わないでいた日より高いことが確かめられています。
また、たばこの最大の問題は動脈硬化を促進することです。心臓や首、脳、手足などの血管の硬化は、喫煙者の方が非喫煙者より強いことがわかっています。
当院で、あなたの状態に合わせた治療法を提案いたします。全ての治療の基本は食事療法です。
高血圧の大きな原因は食習慣にあります。 それは糖尿病や脂質異常症になる原因とも共通しており、薬で血圧を正常にできたとしても、食生活が変わらなければ、いずれ糖尿病や脂質異常症も発症します。
それをまた薬で下げて…ということを続けていれば、薬が増え続け、身体の負担も金銭的な負担もどんどん大きくなってしまいます。
このような事態を防ぐために、食事についてしっかり考え、食生活を正していくことは、治療においてとても重要なことです。
食事療法は、管理栄養士のサポートを受けながら行っていきます。
性別、年齢、日常生活やスポーツによる身体活動量、食事の傾向や量、お酒の量などを伺いながら、生活習慣の改善策をご提案します。
京浜急行線弘明寺駅より徒歩3分
JR東戸塚駅よりバス25分
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当日でも空きがあればご案内できますので、まずはお問い合わせください。
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またはJR東戸塚駅東口より神奈中バスで25分、「弘明寺口」下車徒歩1分です。
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医師に現在のお体の気になることをお話しください。
予約制のため、短い待ち時間でお呼びいたします(緊急の対応などは、最大30分お待ちいただくケースがございます)。
栄養指導室で管理栄養士が食事についてのアドバイスをいたします。
ライフスタイルや食事習慣などをお伺いし、その方に合った改善策をご提案いたします。※最初の診察では行わない場合もあります。
受付でお会計を済ませてお帰りください。
横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニックでは、地域密着の姿勢を保ちながら専門性の高く信頼できる医療をモットーに私の専門分野である呼吸器内科の診療を中心として、内科・小児科の診療をスタッフ一同全力で行っています。皆様の健康の窓口として、どんなことでもお気軽にご相談ください。
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