睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、
完治が難しい病気の1つです。
放置すると症状が徐々に進み、全身疾患のリスクを招く危険性があります。
ゆえに、できるだけ早期の治療が肝要です。
また、睡眠時無呼吸症候群は、寝ている時に気道が潰れることで起こる病気です。
そのため、肥満症の方は特になりやすい傾向があります。
具体的には、首周りの脂肪が多く、そのため気道が押しつぶされやすくなるというケースで、この病気にかかる患者様が多くいらっしゃいます。早期改善のために、お早目の受診をお勧めします。
「睡眠時無呼吸症候群は、
早期治療が肝要です」
横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック
理事長/医学博士 三島渉
睡眠時無呼吸症候群は、症状が進行すると全身疾患を招く恐れがあります。
したがって、できるだけ早期の治療が肝要です。
当院は、大学病院並みの専門性が高い医療を提供すべく専門医による診療を行っております。
また、土日、祝日も診療を行っています。症状が疑わしい場合、まずは検査のご予約をお勧めします。
CPAP療法は、
世界的標準治療です
CPAP療法は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)において最も症例数の多い治療法です。
マウスピース、外科的手術に比較して治療効果が高いことが複数の論文で証明されており、SASに対する世界的標準治療として認められています。
日本では10万人以上の方が行っており、年間1~2万人以上の方が新たに治療を始めています。
CPAP療法は睡眠時に常に気道に陽圧をかけることで、睡眠中の気道の閉塞を防止します。当院では、CPAP装置と専用のマスクをお貸しし、月1回の通院で治療を行います。
CPAPを使用した翌朝、あるいは数日後には、いびきや無呼吸などの症状が改善し、睡眠の質が上がったと感じる患者様が多数いらっしゃいます。
CPAP療法の
メリットについて
CPAP療法は、始めるのが早ければ早いほど、多くのメリットを享受できます。
以下、その主だったものを記載します。
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健康寿命を延ばせます
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、様々な生活習慣病を引き起こします。
重度のSASを治療することなく放置すると、8年後には生存率63%(37%が死亡)となるというデータも報告されています。 -
生活習慣病の予防が
望めますSASに罹患している人は、心筋梗塞や脳卒中などの致命的な心血管イベントが健康な人の約3倍になりますが、CPAP療法を実施すると、健康な人と変わらないほど低下します。
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メタボリック症候群の
改善に役立ちますCPAP治療で、内臓脂肪を減少させることができます。
また当院で行っている栄養カウンセリングを併用すると、さらにダイエット効果を期待できます。 -
自動車事故の防止に
役立ちます重症なSAS患者の約25.5%の人が自動車事故をおこしていると言われています。
CPAP療法を受けることで、眠気に襲われるなどが軽減し、健康な人と同じ程度に事故率を減少させることができます。 -
記憶力・集中力が
アップします治療によって昼間の眠気が解消されると認識力や記憶力、集中力がアップし、生産性が上がります。また意欲がわくことで、効果的に体重の減少につながることも期待できます。
ご自宅で検査・治療できます
まずは検査予約にご来院ください
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来院(検査の予約)
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自宅で睡眠の状況を精査
(2日間) -
2週間後に検査結果
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疑わしい場合、
再度、精密検査SASと判断されなければ、
治療を受ける必要はありません -
CPAP治療開始
通院の間隔は1ヶ月に1回(5分程度)。
お仕事でお忙しい方も無理なく通えます
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外観。2階全フロアが
当院スペースです -
明るく入りやすい入口
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ゆったりとした待合室
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お会計も速やかに行います