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自分のやりたいこととは?

最終更新日 2024.4.24


皆さんは働くうえで何を大切にし、何を目的に働こうとしていますか。当院では、「ただ働く」のではなく、自分がやりたいこと、実現したいこと、夢を大切に思って働いてほしいと思っています。

そのために、シートを用いて3段階に分かれた自己分析面談をおこなっています。その場しのぎのメモに適当に書くのではなく、パソコンでシートを使ってもよいですし、手書きでノート等に記入でもかまいません。
ポイントは、いつでも確認をできるようにしておくことです。適宜書き起こせるようにしておくことも、大切です。

1.自己分析面談はなぜやるの?


当院では皆さんに実現したいこと、夢のために働いて欲しいと思っています。
なぜかというと、会社や上司から言われた仕事をやるよりも、自分が将来のために繋がる為にやってみたいと思えた仕事の方が、やる気や得られた結果が大きく違うと考えているからです。
そして、皆さんが持っている夢と仕事がかけ離れてしまわないようにするためです。

皆さんは言われた仕事よりも、やってみたいと思えた仕事の方がやる気が出ませんか?
その仕事の方が結果を得られたときに、達成感がありませんか?
当院ではその気持ちを大切にしたいと考えています。

もう一つの理由は適切な目標を設定するためです。
目標は、頑張って努力すると達成できます。努力をせず達成ができる目標だと、モチベーションは出ませんし、成長できません。
逆に高すぎる目標を設定すると、達成が難しくモチベーションは下がってしまいます。適切な目標を設定することが必要です。

とはいっても、「やってみたいと思えた仕事をやってみてください。」「今の自分の適切な目標は何ですか。」と言われても、すぐに思いつく方は少ないと思います。

ですので、当院では段階にわけて自己分析面談を行っています。

2.自分の実現したことは何ですか?


まずは、実現したいこと、夢、なりたい自分を言語化してみましょう。
自分が大事にしている価値観が表れていれば、どんな内容でも構いませんし、正解はもちろんありません。
100人面談すれば100通りの答えがありますので、夢を話したり、書き起こすことが恥ずかしいと思わず、面談ではやりたい、なりたいと思えたことを、正直に話してみて言語化して提示してください。
周りの期待や、取り繕った夢だとその先の段階へ進めることが、自分自身で難しくなってしまいます。ぜひ、面談では正直に先輩と話してみてくださいね。

自分のやりたいことや、夢が明確でない方も、面談で話していくうちに会話の中でやりたいことというのは引き出されていき、明確なものになっていきます。

次に、今の仕事を通じて実現したいことを言語化しようとしてください。すると、今の仕事で自分が実現したいこと、夢に繋がっていきます。

〇〇がほしい、〇〇がしたい、〇〇になりたい、〇〇を助けたい、これらを考えていくと自分が実現したいことに繋がるので、参考にしてください。

6か月ほどの短期間での目標と、2~3年後ぐらいの中長期の目標も設定することが理想です。

短期間の目標は「どんな自分になりたいか」を考えることで、主体的で自己成長という面での目標が設定でき、中長期の目標は、役職やこんなことができるようになっていたいという目標を設定いしようとすると考えやすくなると思います。

3.実現したいこと、夢を叶えるために活かせる自分の強み、克服すべき課題は?


夢を叶えるために強みに着目しましょう。できていないことに目が向いてしまわず、強みにも目を向けて自分の分析をしてください。
「これから何ができるようになりたいか(克服すべき課題)」も書き起こしましょう。
すると、今自分ができていることや現状も把握でき、適切な目標設定にも繋がります。他の人とは比べず、あくまで自己分分析面談なので、自分の中での強みを探すようにしてください。

前職や学生のときに、うまくいかなかった仕事や出来事に対して、どのように取り組んで克服したかを考えると、具体的な強みが見つけることができます。

例として挙げるとすれば、「現在の担当している仕事を問題なく業務をおこなうことができる強み」「リーダーとしてチームをまとめることができる強み」「やりきることができる強み」などがあります。

3-1.モデリングとは

面談や、自分自身を見つめなおすことで課題を探すこともいいですが、最短で具体化していくにはモデルにしたい人を探すことです。ポイントとしては、人を巻き込むことが上手な成功者を探すことです。

モデルにしたい人は、上記で考えたあなたの「〇〇がほしい、〇〇がしたい、〇〇になりたい、〇〇を助けたい」を実現している人の中から有名な人、結果を出している人等に着目して探してみましょう。
日本や海外で活躍していて、この人みたいになりたいと思える人を見つけてください。その人は人を巻き込んで、活躍、成功している人です。その結果に至った方法を真似することであなたの課題が見つかることに繋がります。

4.自分に必要なことはなんだろう


難しく考えすぎると、考えにくいのではないでしょうか?自分が実現したいことのために、克服しないといけない課題を見つける事。それらを達成するための、「過程」だと思ってください。そうすると、必要な行動が見えてきませんか。

例に挙げるとすれば、「管理栄養士として2年後までに自分を指名してくれる患者さんを10名にする」、「1人で栄養カウンセリングが出来るよう後輩を2カ月で育成する」などがあります。

5.実際に面談を体験して


面談に参加するまでは、具体的な目標はなく「働こう」という気持ちが強いだけでした。もちろん、「働こう」という意欲だけがあることがダメというわけではありません。なぜ働くのか、何のために働くのか、誰のために働くのか、面談を実際におこない、上司に聞き出してもらえることで明確になりました。私は人を助けたいという気持ちが芽生え、目標を立てることができました。

きっと自己分析面談がなく、今も「働こう」という気持ちだけで仕事をしていたら、モチベーションはなく、何も楽しめるとこもなく働いていたと思いますし、もしかすると転職をし、同じような結果になり職を転々とするだけの結果になっていたかもしれません。

目標がある方はこの面談でより具体的な目標になると思いますし、以前の私のような目標が特になかった方は目標を見つけることができ、働くことに意味を持てるようになると思います。

6.まとめ

当院ではこのように自己分析面談をおこなっています。自分の強み、課題を知り、自分自身と向き合うことで働くことにより意味を持つことができます。

面談だったり、書き起こすことは大変かと思いますが、当院に入社していただいたからには、お互いにいい結果になる仕事をしていただき、皆さんの夢を叶えられるように成長していってほしいと思っています。

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